分子名

ADP(アデノシン二リン酸)

分子式

C10H15N5O10P2

構造式

特徴

ADPは,アデニンとリボースからなるアデノシンに,2つのリン酸が結合した分子である。ADPは,ATP分解酵素によるATPの分解などによって生じる。生命活動に伴ってATPがエネルギーを放出し,ADPとリン酸に分かれると,すぐにクレアチンリン酸や呼吸などによって放出されるエネルギーを用いて,ATP合成酵素などの働きで,ADPとリン酸が結合し,ATPが再合成される。

参考

ATP(アデノシン三リン酸)
リン酸
アデニン
リボース